CPUって何だ?
パソコンの心臓部であるCPU。正式名は中央処理装置(Central
Processing Unit)です。
そもそも、コンピュータというのは大規模な計算装置として利用されていました。
そこに、複雑な動作をプログラムで記述して機能を追加していったモノが現在のパソコン
と呼ばれるものの原型といえます。つまりCPU自体は単純な計算を行っているだけなんです。
CPUの構造は、0と1の電気信号を計算する回路と、値を記憶しておくレジスタ、それと
制御装置です。また、すべての計算はクロックと呼ばれる信号に合わせて行われます。
(例)2 + 3
= 5の計算
まず数値はすべて2進数で表されます。2と3は、0010と0011になります。
CPUで上の式を計算すると、
0010 + 0011 = 0101(2進数の5)
このようになります。そして、0101をレジスタに記憶して計算終了です。
非常に簡単に説明していますが、CPUはこのような計算を1秒間に何万回も実行しています。
また、レジスタというのはメモリに比べ、小容量で超高速にアクセスできる記憶装置です。
高速にアクセスできますが、価格が高いため小容量ものもしかついていません。
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